冷房による冷えをさらに酷くするのが、汗冷えです。
特に電車などでは、乗車する前は暑い屋外のホームで過ごし、汗をかいたまま冷房の効いた電車に乗車してしまうことも多いのではないでしょうか？
汗をかくと、汗が乾く際に気化熱により体温が奪われたり、汗が冷房により冷やされて、そのまま身体も冷たくなってしまいます。
では、汗冷えを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか？

吸湿性・放湿性の高い素材のインナーを着ることで、汗を素早く吸って乾かしてくれ、冷房による冷えも最小限に抑えることができます。
特に、シルクや綿は吸湿性・放湿性に優れ、汗を吸ってすぐに乾かしてくれる素材です。
シルクと綿は、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる素材であるため、夏のインナーにも大変おすすめです。

また、化学繊維のインナーは肌荒れや乾燥を起こす原因となりやすいと言われています。
天然繊維、特にシルクは人の肌に非常に優しい素材なので、摩擦や乾燥等のダメージが起こりにくく、肌を健康に保ってくれます。

実は、足元もとても汗をかきやすく、汗冷えを起こしやすい箇所になります。

足の裏や指の間には汗腺がとても多く存在し、足元だけで、1日にコップ約1杯分もの汗をかいていると言われています。
足元が冷えやすいのも、実は足にかいた汗の汗冷えが大きな原因と考えられているのです。

化学繊維は吸湿・放湿性が低いものが多く、化学繊維の靴下を履くことで、靴下に汗が残り、汗冷えが起こりやすくなります。
それに比べ、天然繊維のシルクや綿は吸湿性・放湿性に優れ、汗を吸ってすぐに乾かしてくれる素材なので、汗冷えを起こしづらく、冷えの原因から取り除いてくれます。

また、足の汗をよく吸い取って、すぐに乾かしてくれるので、足の臭い防止にもつながります。

サンダルにも合わせやすい靴下もございますので、夏は手軽な、靴下での冷え・ニオイ対策がおすすめです。

重ね着で体温調整をしようにも、「上着は大きくて荷物が嵩張る」「カーディガンを着ると暑すぎる」等のお悩みもあるのではないでしょうか？
ちょい足し温活アイテムなら、小さくて持ち運びやすいちょっとしたアイテムで、身体をちょうど良く温めてくれます。
特に、人の身体は、首・手首・足首など「首」と付く部分を温めると、身体が温まりやすいと言われています。
温めたい部分を選べるのもポイント。

サッと着けたり外したりしやすい、手元を温めるアームウォーマー・アームカバーです。
着け外しが簡単で、さらにコンパクトで持ち歩きやすいので、最も手軽な冷房対策アイテムです。
UVカット機能付きのアームカバーもたくさん取り揃えているので、屋外では紫外線対策として、屋内では冷房対策としてご使用頂けます。

冷たい空気は低いところにたまりやすい性質があり、足元はとても冷えやすい部分です。
足首には表面近くに太い血管があるので、外側から足元を温めることで身体が効率よく温まり、冷えの予防につながります。
就寝時の冷え予防としても、手軽に利用できておすすめです。

首元を温めると、太い動脈で温められた血液が体内をめぐり、内側から効率よく身体を温めてくれます。
ストールやスカーフなど、ファッション性の高い商品が多く、大きめのストールはショールとして肩にかけて使用することもできます。

猛暑が続く近年、熱中症の危険性があり、就寝時も冷房を付けていないと心配ですよね。
しかし、冷房によって身体が冷えていると交感神経が働き、リラックスできず、眠りが浅くなる原因となります。
冷房を付けていても、身体をほどよく温めることで、リラックスして眠ることができます。

パソコン作業が多い方には目元を温めるアイマスクが、足元の冷えが気になる方にはレッグウォーマーが、寝ている間に布団から出てしまうことが多い方には、首～肩回りを温めてくれるケープやネックカバーがおすすめです。