皇室の祭祀に奉納される、愛知県豊田市の稲武町の国産シルクを使用した“にぎたえしるく湯”が新しく発売されました。国産シルク、しかも皇室に奉納されているもの…なんかお肌に良さそう!という事で、どれくらいシルクを感じる(?)入浴剤なのか気になったので、実際に使用してみました。
好きポイントからちょっと微妙かも…という所まで、しっかりとレポしますので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

「にぎたえ」って何?

「にぎたえって何だ…聞いたことない。」という方も多いと思いますので簡単に説明すると…
新たに即位した天皇が、一世一代に限り執り行なう“大嘗祭”という行事があります。大嘗祭には重要な二つのお供えものがあり、そのうちの1つが“繒服(にぎたえ)”という絹織物で、愛知県豊田市の稲武町からお供えしています。
そんな歴史ある稲武のシルクを使用した入浴剤なので、商品名が“にぎたえしるく湯”となっています。
また、シルクは稲武の有志の保存団体「いなぶまゆっこクラブ」の方々が、桑の栽培や蚕の飼育、糸取り作業まで、すべて手作業で行なっているそうです。入浴剤に使われているシルクが、どこで作られたものなのか分かっているので、安心して使うことができますよね◎
(ちなみに、もう1つのお供えものは“麁服(あらたえ)”という麻の織物で、こちらは徳島県からお供えされるそうです。)
シルクの入浴剤の効果

シルクは人の肌と、とても相性がよく刺激が少ないので敏感肌の方でも使っていただけます。また、シルクの保湿成分の他にも美容成分がたくさん含まれているので乾燥肌の方にもおすすめです◎
この入浴剤の商品企画に携わった方に聞いたところ、これでもかというほど色々な美容成分を詰め込んだそうです!
湯船に浸かると肌が痒くなりませんか?

急な問いかけですみませんが…湯船に浸かると肌が痒くなったり、ヒリヒリしませんか?
これって私だけじゃないと思うのですが、どうしても湯船に浸かると肌が痒くなってしまうんですよね。なんでだろうと思って調べたところ、実は乾燥が原因でした。
湯船に浸かっていると、角質層が広がり、肌の潤いを保つ保湿成分やセラミドなどが流れ出てしまいます。さらにナイロンタオルなどで体をゴシゴシと洗うと乾燥が進んでしまいます。

私はいつも絹屋のシルクのボディタオルを使用しているので摩擦による乾燥ダメージは抑えられていますが、湯船に浸かっている間に乾燥が進んでいるのは盲点でした…!
実際に、にぎたえしるく湯を使用した時は、長く湯船に浸かっていてもお肌の痒みが全くなかったんですよね。これは個人的に感動ポイント◎
入浴しながらお肌を保湿してくれるので、ストレスなく湯船に浸かることができました!
お湯はこんな感じです

お湯はシルクをイメージした白っぽい色で、少しとろみがあります。シルクや他の美容成分も豊富に含まれているので、その保湿成分が、肌にまとわりつく感じがします。
ぬめっとした嫌な感じはなく、お風呂から上がると肌はサラッとしています!
香りですが、かなりしっかりと柚子の香りがします。【the入浴剤】という匂いで、これは好き嫌いが分かれそう。こちらの入浴剤は一箱3包入りで、3回目にはもう慣れましたが、最初は少しキツさを感じました。
お風呂上がりに乾燥しづらい

一番気になるのは、お風呂上がりのお肌の状態ですよね。
正直に言ってしまうと「しっとり潤う!」という感じではなく、「いつもより乾燥しづらいな~」という印象です。いつもは、お風呂から出るとスネが乾燥して痒みが出ていましたが、にぎたえしるく湯を使用した後は、そこまでカサカサせず、潤い成分が肌に残っているのかも!と思いました。
まとめ
国産シルク、美容成分たっぷり…少しとろみのあるお湯でいつもより少し贅沢なバスタイムになります!湯船に浸かっている間の乾燥も防いでくれるし、お風呂上がりもベタベタせず、最後までお肌に優しい入浴剤です。
一箱3包入りで税込880円なので、コスパ最高!とはならないですが、疲れた日の自分へのご褒美やギフトにはすごくぴったり。敏感肌の方でも使える事と、国産シルク使用なので、プレゼントする際も安心ですね。
こちらの記事が、皆様のお買い物の参考になれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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