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こんにちは、WEB事業部の長江です。

シルクの靴下、気になってはいるけれど「靴下って消耗品だし、値段が高いものをわざわざ選ぶ必要があるの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。

その疑問にお答えするため、実際に複数の素材の靴下を集めて検証してみました。

乾きやすさとニオイ、日常使いで本当に差が出るのかを正直にお伝えしていきます。

靴下に使われる素材と特徴

靴下にはさまざまな素材が使われています。

それぞれ特徴が異なるので、まずは代表的なものを整理しておきましょう。

コットン(綿)


おそらく多くの方にとって、一番なじみのある靴下素材ではないでしょうか。

肌触りが柔らかく価格も手ごろで、さまざまな靴下に使われている素材です。

吸湿性が高い一方、吸った水分が外に逃げにくいため、長時間履くと蒸れやすいことが弱点です。

ウール(羊毛)


羊の毛からつくられる天然繊維で、保温性の高さとにおいにくさが特徴です。

繊維の細かな縮れが空気を閉じ込める構造になっており、それが断熱材のような役割を果たすことで高い保温力を発揮します。

ウールの繊維には汗臭やアンモニア臭などのにおい成分を化学的に中和するはたらきがあり、においにくい素材として知られています。

秋冬向きで、アウトドアや登山用の靴下にも使われますが、乾きが遅いのが弱点です。

リネン(麻)


麻の茎からつくられる天然繊維で、吸湿性と放湿性に優れています。

コットンと比べて乾きが速く、ベタつきにくいため夏場に快適な素材です。

使い込むほど柔らかくなる特徴があり、耐久性も高いです。

汗をかいてもべたつきにくく清涼感が続く一方、伸縮性があまりないのが弱点です。

和紙


木材や植物繊維からつくられた糸を使う素材で、靴下素材としてはまだなじみが薄い方も多いかもしれません。

生地の表面に独特のシャリ感があり、通気性と速乾性の高さが特徴です。

足の蒸れやにおいを気にする方、とくにアスリートの間で使われており、夏場の靴下に向いている素材です。

ただ、独特のシャリ感から硬さを感じやすいのが弱点です。

シルク(絹)


蚕の繭からつくられる天然繊維で、高い吸湿性と保湿性を持ち合わせています。

汗を素早く外に逃がして蒸れにくい環境を保つため、ニオイの原因となる雑菌が繁殖しにくいのも特徴です。

繊維の細さからくる柔らかな肌あたりが魅力で、敏感肌の方や肌に優しい素材を求める方に選ばれています。

ただ、摩擦・紫外線・水に弱くデリケートな素材のため、取り扱いには少し気を使う必要があります。

ポリエステル

石油を原料とした合成繊維で、靴下では耐久性や伸縮性を補う目的で天然繊維に混ぜて使われることが多いです。

速乾性に優れており乾きが早い一方、汗を吸い取る力はほとんどないため、含有率が高いと蒸れやすくなります。

安価で丈夫なため多くの市販靴下に使われていますが、敏感肌の方は肌荒れが起きることもある素材です。

靴下は「素材の組み合わせ」でできていることが多い

靴下のほとんどは、複数の素材を組み合わせて作られています。

それぞれの素材に得意・不得意があるため、弱点を補い合うかたちで混紡されているものが多いです。

絹屋の靴下を例に挙げると、肌に触れる内側だけをシルクにして外側は他の素材を使ったものや、シルクとウールを組み合わせて保温性と肌あたりの良さを両立させたものなど、組み合わせ方はさまざまです。

ここで紹介した各素材の特徴を踏まえて、気になる靴下の素材組成(どんな素材がどのくらい使われているか)をチェックしてみてください。

それだけで、自分に合った靴下を選びやすくなるはずです。

実際に6種類の靴下を比べてみました

素材の特徴はわかっても、「実際に履いてどう違うのか」が一番気になるところですよね。

そこで私(20代後半・男性)が実際に一般的なコットン靴下2種類(素材の異なるもの)をはじめ、ウール・リネン・和紙・シルクを合わせた6種類を順番に履いて、ニオイ・乾きやすさ・履き心地を比べてみました。

今回使用した靴下

市販のコットン靴下

綿79%,ポリエステル14%,ナイロン5%,ポリウレタン2%


コンビニのコットン靴下

(混率表記なし)


絹屋 シルクとウール混の編み柄靴下

組成(ウール79%、シルク14%、ポリエステル6%、ポリウレタン1%)


linen 汗でベタつきにくい 麻の靴下 植物柄

組成(麻80%、ポリエステル18%、ナイロン1%、ポリウレタン1%)


いとをかし 5本指靴下

組成(分類外繊維(和紙)49%、ポリエステル38%、ナイロン12%、ポリウレタン1%)


絹屋 湯上がり靴下

組成(シルク100%)


【ニオイ検証①:1日着用後した後に比較】

靴下のにおいが気になる方は多いですよね。

特に夏場や長時間外出した日は、靴を脱いだときにふと気になることもあるのではないでしょうか。

素材によってどれくらい差が出るのか、6種類をそれぞれ別の日に1日履き、脱いだ直後のにおいを確認しました。

結果として、コットン(混率表記あり)・ウール・リネン・和紙・シルクの5種類はほとんど気になりませんでした。

一方、混率が記載されていないコットンの靴下は、若干汗のにおいが気になりました。

【ニオイ検証②:生乾き状態で1日放置して比較】

1回目の検証では差が出なかったため、条件を変えて再検証することにしました。

においの原因となる雑菌は、湿った環境で繁殖しやすいといわれています。

そこで、濡らした靴下を袋に入れて密閉し、そのまま1日放置するという方法で再検証しました。

通常の使い方ではまずここまでにはなりませんが、素材による差をはっきり出すためにあえて過酷な条件を設定しています。

1回目よりも雑菌が発生しやすい条件のため、素材による差が出やすい検証方法です。

結果は、素材によってはっきりと差が出ました。

匂いが気になった順に並べると、

コットン(混率表記なし) >>> コットン(混率表記あり) > ウール = シルク > リネン > 和紙 >

という結果でした。

もっとも気になったのが、混率が記載されていない市販の靴下です。他と比べて明らかに強いにおいがして臭かったです。

コットン(混率表記あり)は若干生乾きの匂いがする程度でそこまで気にならなかったです。

リネンと和紙は1回目の検証と同様、生乾き状態でもほとんど気になりませんでした。

ウールとシルクは、新品だったからか生乾きの状態で動物性繊維特有のにおいが若干しました。

1回目では気にならなかったので、湿った状態では出やすいようです。

ただ、生乾きの匂いはしなかったです。

過酷な条件にもかかわらず、天然繊維の靴下が比較的においを抑えられていたのは、素材の力を感じる結果でした。

普段の使い方では大きな問題にはなりませんが、洗濯後はしっかり乾かすことが大切だと改めて感じました。

【乾きやすさ検証:室内干し半日後に比較】

毎日洗う靴下は、乾きやすさも重要なポイントです。

特に部屋干しが多い方や、まとめて洗わずこまめに洗いたい方にとっては、乾く速さが使い勝手に直結します。

同じ条件で洗濯し、室内で半日干した後の乾き具合を触って確認しました。

乾きやすい順に並べると、

和紙 > シルク = リネン > コットン(混率表記あり)コットン(混率表記なし) > ウール

という結果でした。

和紙は通気性の高さそのままに、一番早く乾きました。

シルクはリネンとほぼ同等の速さで乾き、コットンやウールと比べると明らかに早い結果でした。

個人的にはリネンの方が速く乾くイメージがありましたが、ほぼ互角の結果でした。シルクがここまで乾きやすいとは思っていなかったので、正直驚きました。

コットンは特別早く乾く印象もなければ乾きにくいと感じることもなく、ウールよりは早く乾きました。

ウールは保温性が高い分、水分を保持しやすく、乾くのに一番時間がかかりました。

【履き心地:1日着用しての比較】

ニオイや乾きやすさと同じくらい、毎日使う靴下で気になるのが履き心地です。

素材が違えば肌ざわりも変わりますし、履いているうちの蒸れ感や疲れやすさにも影響してきます。

各素材を実際に履いて、それぞれの着用感を確認しました。

コットン(混率表記あり・なし)

どちらも特別な印象はなく、「靴下ってこういうもの」というごく普通の着用感でした。

良くも悪くも引っかかるところがない、という感じで、毎日使う靴下として違和感なく日常に馴染む履き心地ともいえます。

ウール

検証が5月だったこともあり、他の素材と比べると暑さを感じました。

厚みがあるので蒸れるかと思いましたが、ウールが余分な水分を放出してくれるためか、思ったほど気にはなりませんでした。

また、ウールというとチクチクするイメージがあると思います。実際、私もそれが少し気になっていました。

ただ今回使用したのは洗い加工を施したウールの靴下で、チクチク感が軽減されており柔らかな履き心地でした。

ウール靴下を避けていた方にも試してほしい一足です。

リネン

履いた瞬間から、サラッとした着用感が印象的でした。

少し硬さを感じましたが、そこまで気になるほどではなく、1日履いても不快感はありませんでした。

この涼しさとさらっと感は春夏にぴったりで、暑い季節の定番にしたいと思いました。

和紙

リネンよりも硬さを感じ、履いた瞬間の独特なシャリ感に最初は少し戸惑いました。

ただ慣れてしまえば、蒸れ感がまったくなく、1日中快適に過ごせました。

個人的には6種類の中でもっとも夏向きだと感じた素材です。通気性という点では群を抜いていました。

シルク

6種類の中で、一番履いていて快適に感じたのがシルクでした。

今回使用したのは「湯上がりシルク靴下」という商品名のとおり、お風呂上がりのリラックスタイム向けに作られたシルク100%の靴下です。

本来の用途とは異なりますが、せっかくなので通勤も仕事中もそのまま1日履き続けてみました。

ゆったりとした設計のため、歩いているうちに少しずれ落ちてくるのが気になりました。ただ、これは商品の性質上のことで、外出用のシルク靴下であれば大きな懸念点にはならないと思います。

着用感としては、何よりも肌あたりのやわらかさが一番印象的でした。

リネンや和紙のような涼しさ・サラッと感とは少し違って、肌に自然と馴染んでいくような感覚とでもいうのでしょうか。特別に涼しいわけではないのですが、不快に感じる瞬間がまったくなく、1日を通して「履いていることが気にならない」状態が続きました。

「シルクの靴下って本当に違うの?」という最初の疑問に対して、正直に答えるなら「違います」と言えます。

こればかりは実際に履いてみないと伝わりにくい感覚なので、ぜひ一度試してみてほしいと思います。

シルクを使った靴下おすすめ紹介

検証を通じて、シルクは涼しさや保温性に特化した素材ではないものの、肌あたりの優しさと乾きやすさ・ニオイにくさのバランスが一番優れていると感じました。

「夏は涼しい靴下が欲しい」なら和紙やリネン「冬に暖かく履きたい」ならウールが向いています。ただ、特定の目的がなく日常使いの靴下を探しているなら、「いつもの靴下からちょっとこだわってみたい」と思ったときの最初の一足として、シルクがいちばんおすすめです。

ここからは、はじめてシルクの靴下を試してみたい方にぴったりな、絹屋の靴下を3つご紹介します。

どれもシルクと他の素材を組み合わせており、日常使いしやすいラインナップです。

絹屋 内側シルク2重編み靴下 綿


肌に触れる内側はシルク100%、外側は抗菌防臭糸を使ったコットンの2重編み構造になっている靴下です。

薄手のシルクとコットンを重ね合わせた構造で生地の間に空気の層ができ、一般的な靴下よりも保温力が高くなっています。

見た目はすっきりとしていて厚手感がなく、オフィスや外出先でも違和感なく履けます。足の冷えや蒸れが気になる方にとくにおすすめです。

絹屋 毎日履きたくなる靴下 綿×シルク


綿74%にシルク16%を組み合わせた、毎日使いしやすいシルク混靴下です。

リブ編みで仕上げており伸縮性が高く、締め付け感なく履けるのが使いやすさのポイントです。

カラーラインナップが豊富で、その日のコーデに合わせて選ぶ楽しさもある一足です。


絹屋 毎日履きたくなる靴下 ウール×シルク


先ほどご紹介した綿×シルクの綿がウールになった靴下です。

ウール75%・シルク15%の組み合わせで、シルクの吸湿性でムレや臭いを抑えながら、ウールの保温力で足元をほっこりと温めてくれます。

寒い季節に特におすすめの一足です。

まとめ

シルクと他の靴下を比べてみて、感じたことをまとめると以下のとおりです。

ニオイ:素材による大きな差は出にくかったものの、天然繊維の靴下はにおいが出にくい傾向あり。シルクも1日履いた後のにおいはほとんど気になりませんでした。

乾きやすさ:和紙 > シルク=リネン > コットン > ウールの順。シルクは天然繊維の中では速乾性が高く、毎日洗ってもストレスが少ない印象でした。

履き心地:素材ごとに個性があり、1日通して一番快適に感じたのはシルクでした。

涼しさを求めるなら和紙やリネン、保温性を求めるならウールが向いています。

ただ、特定の目的がなく日常使いの靴下を選ぶなら、ニオイ・乾きやすさ・履き心地のバランスが一番取れていると感じたシルクがいちばんおすすめです。

ぜひ一度、その履き心地を体験してみてください。

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