ベタつかないを通り越した、”塗らないボディクリーム”

こんにちは、Web事業部の葛尾です。
急激に冷え込んできましたね。私は毛布と分厚い布団を大慌てでひっぱり出してきました。
空気が乾燥し始める季節になると、顔のスキンケアはしっかり意識していても、案外忘れがちなのが身体の乾燥ケアです。
特に、ふとした瞬間に気になるのが——
ひじ・ひざ・すね・かかとのカサつき。
袖をまくったときに目に入った白い粉。
椅子に肘をついたときのザラっとした触感。
ストッキングを履こうとすると、引っかかって伝線。
そんなときに、「あれ、こんなに乾燥してた…?」と驚く方も多いのではないでしょうか。
乾燥は毎日少しずつ進むので、自分では気づきにくいもの。
しかし、放っておくと角質が固くなり、粉吹きや痒み、ひび割れに進行してしまうケースもあります。
■なぜ一部分だけ、こんなに乾燥するの?

ひじやひざといった部位の皮膚は、体の中でも特に乾燥しやすい部位です。
理由は3つあります。
①皮脂量がとても少ない
顔と違い、皮脂腺が少なく油分がほとんど出ません。
そのため水分が蒸発しやすく、ちょっとした環境変化でもすぐ乾燥してしまいます。
②摩擦ダメージを受けやすい
デスクワーク中に肘をつく、座って膝を床につける、衣類との擦れ……
気づかぬうちに摩擦刺激を受け続けています。
③角質が厚くなりやすい
刺激が多い部分なので、肌は動きに耐えるため厚く硬くなります。
すると保湿成分が浸透しにくくなり、せっかくクリームを塗っても、効果が薄いことがあるんです。
■ 乾燥を放置すると何が起きる?

乾燥状態が続くと、肌はさまざまなSOSサインを出し始めます。
最初は、「つっぱる」「粉を吹く」「化粧ノリが悪い」などの分かりやすい症状から始まりますが、放置すると次第に目に見える変化へと移行します。
肌が乾くとキメが乱れ、光を均一に反射できなくなるため、肌はくすんで見えるようになります。また、乾燥して薄くなった角質層では外部刺激を受けやすくなり、赤みやチクチク感、炎症など敏感肌の症状へとつながることもあります。
さらに、乾燥が深い部分まで進行すると、ひび割れを起こすこともあり、大きな痛みに繋がってしまいます。
つまり、乾燥はただの「季節的な一時的な不調」ではなく、放置することでより症状が悪化してしまう現象なのです。
■実は“こするケア”が乾燥を悪化させることも
乾燥すると、しっかりめに洗ったり、強めにクリームを塗り込んでしまうことがあります。
しかし、乾燥して弱っている肌は摩擦にとても敏感。
・洗うときに力を入れる
・タオルで擦る
・クリームを押し込むように塗る
実はこれ、肌にとっては負担の積み重ねなのです。
乾燥ケアのポイントは、
刺激せず、優しく触れること。
つまり、乾燥した場所には“やさしいタッチ”が必要なのです。
■シルク100%の「平巻手袋」

このアイテムは、
つけて撫でるために作られた “シルク100%の平巻手袋”。
保湿クリームではなく、シルクの保湿成分を直接お肌に乗せる新感覚の保湿ケア。手袋をはめて、乾燥が気になるところを撫でるだけでケアが完了します。そのため、一通りのケアが完了したらサッと外して普段通りに生活することもできます。
(もちろん、一般的な保湿手袋のように「つけっぱなしで寝る手袋」「クリームを浸透させるための手袋」としてもお使いいただけます◎)
■なぜシルクなのか?理由は2つ

①肌と同じタンパク質でできている
シルクは人間の肌に含まれるアミノ酸とほぼ同じ成分構成。
だから刺激が少なく、敏感な肌にもやさしいのです。
②保湿成分で肌がしっとり
コラーゲンのもととなるアミノ酸。シルクには約18種類のアミノ酸が結合した繊維で、肌の乾燥を防ぎ、潤いを与えます。
■使い方はとてもシンプル

1.手袋をはめる
2.ひじ・ひざ・すね・かかとなどの乾燥が気になる部分を軽く撫でる
たったこれだけ。糸の表面に含まれるセリシンが肌に移り、肌を保湿してくれます。
そのため、クリームがなくても保湿できるんです。
シルクに含まれる保湿成分のセリシンは水に溶けだす性質を持つため、お風呂あがりなどの肌がしっとりとしたタイミングで使用すると、効果が高くなります。
■こんな方におすすめです

・ベタつきが苦手
・粉吹きやザラつきが気になる
・つい乾燥ケアを後回しにしてしまう
・肌をこする癖がある
・皮膚の厚いところも保湿したい
一度やったら終了、ではないのが保湿の大変なところ。より継続しやすいように手軽で効果があるアイテムを選びましょう。
■Tips:平巻糸とは?
手袋に使われている平巻糸。あまり聞き馴染みのない名前ですが、どんな糸なのでしょうか。
由来は江戸時代にまでさかのぼります。「長浜ちりめん」という滋賀県で伝わるちりめん産業では、ちりめんを作る際に出るシルクの糸くずを有効活用できないかと悩んでいました。
そこで開発されたのが、芯になるシルクの糸に、さらにシルクの糸くずを巻き付けることで強度を増した「平巻糸」の始まりです。

実は、平巻糸には保湿成分のセリシンが多く含まれているため、乾燥した肌にもなじみやすいのが特長です。
糸一本にまでこだわることで、肌への刺激を減らし、優しく、そして確かな機能を持った製品が生まれます。乾燥に揺らぎやすい肌に寄り添うための工夫が、この糸には詰まっているのです。
■まとめ:小さな習慣で、肌は変わる

肌は一度に劇的に変わるものではありません。
しかし、少しの積み重ねで確実に変わっていきます。
“楽チンでベタつかない保湿”
それが、シルクの平巻手袋です。
今日から、あなたの乾燥ケアの習慣が変えてみませんか?
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このブログを書いたのは…










